スロージョギングダイエットの効果~脳や血圧/血糖値の改善も!

スロージョギングの効果

ダイエットはもちろん、脳の活性化や高血圧・高血糖の予防などにもよいとされ注目を集めている健康法『スロージョギング』

実際にウォーキングと比較した時の消費カロリーはどれくらい違うのか?ほかにはどんな効果が期待できるのか?

また、効果が出るまでの期間やどれくらいの頻度で行うとよいのか?などスロージョギングの効果についてまとめ。

スロージョギングの効果については、発案者でもある福岡大学田中教授の試験データ・著書やテレビ・雑誌など各種メディアの情報を参考にまとめさせていただきました。ダイエットや健康に関する効果は、それぞれに個人差がありますので、すべての効果を保証するものではないことをご留意ください。

スロージョギングダイエットの効果

スロージョギングの消費カロリーをウォーキングと比較

一般的に、体重60キロの人が時速5キロのスピードで1時間、つまり5キロのウォーキングをしたとき、消費カロリーは約180kcalです。

同じくスロージョギングで5キロ走ると、消費カロリーは約300kcalになります。

走る距離は同じ5キロなのに、消費するカロリーはウォーキングと比べ1.6倍以上で減量効果も高くなることが立証されています。

スロージョギングとウォーキングの消費カロリーを比較すると1.6~2倍スロージョギングが多くなる

また年齢が10歳上がると、同じ速度で同じ距離を1時間ジョギングしたときの消費カロリーが20~30kcal増えるとされているので、シニア世代の方ほどスロージョギングがおすすめです。

スロージョギングでメタボ解消・予防

スロージョギングは同じ距離でもウォーキングの1.6倍以上のカロリーを消費しますから、中性脂肪やコレステロールなどメタボリックシンドロームの解消・予防にも効果かある運動方法です。

体についた余分な脂肪を取り除くには、通常の消費カロリーにプラスして、1日に200kcal~300kcalを消費する必要があると言われています。

これをウォーキングで行うなら7kmから10kmに相当しますが、スロージョギングなら3.5km~5kmで同等のエネルギーを消費できます。

高齢者に嬉しい!スロージョギングの効果

脳の活性化=認知症予防

年をとると必ず認症になるわけではありませんが、九州大学による研究成果として「身体を動かすことが少ない人のほうがアルツハイマー病にかかりやすい」ことが明らかになっています。

またランニングを継続的に行う事により、「海馬」の脳細胞が増加すると言う研究報告もあります。

つまり、スロージョギングの運動効果で、脳細胞が増加・活性化することで認知症にかかりにくくなるというものです。

スロージョギング効果で脳を活性化して認知症予防

血圧(高血圧) 改善

スロージョギングは高血圧の改善にも効果があることが判りました。

福岡大学の田中教授の話では、平均年齢75.5歳の心臓病や高血圧症の薬を服用している患者さんを対象にスロージョギングを一日30分から60分、週3-5回試して貰った結果、最高血圧と最低血圧ともに10mmHG以上低下するまでに改善されたようです。

薬を服用してもなかなか下げきれなかった血圧が、スロージョギングを併用したことで正常血圧まで下げるよい結果がでたようです

スロージョギング効果で高血圧を改善

血糖値(高血糖)の改善

田中教授の著書の中に紹介されていますが、糖尿病で血糖値が高い患者さんにスロージョギングを指導し、週150分の運動を続けた結果、糖尿病の血液検査でヘモグロビンAICの値が6.8から5.6に下がったそうです。

糖尿病で血糖値が上がるのは、血糖値を下げる働きをするインスリンというホルモンの作用が弱くなるためですが、スロージョギングをする事で、このインスリンの効きが改善され、血糖値を正常化させる効果があるようです。

スロージョギング効果で高血糖を改善

動脈硬化予防

田中教授の研究の結果、スロージョギングは動脈硬化を抑える働きがある善玉コレステロール値を高める効果があることも判明しています。

スロージョギング効果で動脈硬化を予防

スロージョギングの効果を得るための頻度

スロージョギングの効果は運動量と比例し、運動量が多いほど効果も高くなります。

効果を感じる目安としては、週に150分以上の運動がおすすめです。

つまり1日30分なら週5日以上、1日60分なら週3回以上の運動を行うことで十分な効果が期待できます。

スロージョギングを行う頻度は、
毎日継続するのがベスト!

ですが、どうしてもできない場合は
週に3回以上(2日に1回)
は行うようにしましょう。

スロージョギングの頻度は毎日がベスト!最低でも週3回は行なう

スロージョギングの効果が出るのはいつから?

田中教授の話では、個人差があり断定はできませんが、この運動を1か月くらい続けることで、徐々に効果が出てくるようになり、3か月位になると効果が顕著になると言われています。

スロージョギングの効果が感じられるようになる期間は始めて3ヶ月目くらいから

たとえば、ダイエットなら・・・

脂肪1キロのカロリーは約6000kcalですので、体重を3キロ減らすには、約18000 kcalの消費が必要になります。

1日60分のスロージョギングで、300kcalのエネルギー消費が可能です。
これを週5日ペースで3か月間続ければ、

300 kcal×5日×4週×3か月=18000 kcal

を消費できますので、3ヶ月で体重▲3キロ・ウエスト▲3センチの目標が達成できる計算になります。

スロージョギングダイエットの効果は3ヶ月目で体重3キロ減が目安

ダイエットだけではなく、カラダにもいろんなイイ効果が期待できるスロージョギング。

シニア世代でも簡単に取り組める話題の健康法を試してみましょう!

スロージョギングのやり方はこちらの記事でご紹介しています。スロージョギング正しい走り方口コミで人気!スロージョギングの走り方~走る時間や速度は?

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