サウナに眼鏡やコンタクト[ソフト/ハード]で入る時の注意点
サウナは短くても5分、長いと10分は入っているので、暇つぶしができるようにテレビなどが設置されている施設も多くあります。
ですが、近眼であったりや視力が衰えてくると眼鏡やコンタクトなしではよく見えず、とくに高齢者の方などはお風呂場やサウナのなかでの転倒や事故などの危険性もあります。
サウナのなかでも眼鏡やコンタクトをつけて入りたい!時の入り方・注意点についてまとめてみました。
目次
サウナに眼鏡をかけて入れる?
ドライサウナなら眼鏡は曇らないけど
サウナの種類は、ドライサウナ・ミストサウナ・岩盤浴の大きく3つに分類されますがそれぞれで温度・湿度が違い、以下のような数値が一般的です。
サウナの種類 | 温度 | 湿度 |
---|---|---|
ドライサウナ | 80℃~100℃ | 20%前後 |
ミストサウナ | 40℃~50℃ | 100%前後 |
岩盤浴 | 40℃前後 | 50%~80% |
ミストサウナだと湿度がほぼ100%の環境になるので、眼鏡が曇って逆に見えなくなり危険ですし、ドライサウナは湿度20%とかなり乾燥した環境ですので、眼鏡が曇るということはありませんが・・・
サウナの高温でフレーム・レンズに異常
ドライサウナのなかは80度以上の高温となっているので、眼鏡をかけて入るとフレームが変形したり、レンズにシワやヒビが入る可能性があります。
また、眼鏡に金属の部分があると熱も持ち、ヤケドの原因にもなりますので高温サウナに眼鏡は基本的にNGです。
ですが、サウナの中で眼鏡をかけている方をみかけることもあるかと思いますが、おそらくその方はサウナ用メガネをされているのでしょう。
サウナ・お風呂用メガネなら熱に強く曇らない!
ドライサウナの高温やミストサウナ・お風呂の高湿度のなかでも使える「サウナ用メガネ」があり、楽天などで3,000円台~と格安に購入できます。
価格が安いので度数をこまかく調整はできませが、視力矯正のレベルを(-3.00/-4.00/-5.00/-6.00/)から選べるので、サウナやお風呂に入る時間ぐらいなら充分使える性能になっています。
サウナ用メガネの特徴
- 常温耐熱温度80度~100度
- 耐熱性に優れたポリカーポネート製レンズ
- レンズに防曇コート加工
- 金属製のネジパーツは不使用
- 弾力性のあるフレーム素材TR-90
- 視力矯正用レンズは4段階から選べる
サウナにコンタクトをつけて入れる?
ハードコンタクトはサウナでもOK
高温で乾燥するドライサウナでも、ハードのコンタクトならにつけたまま入ってもコンタクトレンズ自体に問題はないと言われています。
ですが、ドライサウナは高温で乾燥した環境で、目を開けたままでいると違和感を感じる方もいます。
目の痛みや頭痛・疲れが出るようであれば一旦外して様子を見るようにしましょう。
ドライサウナにソフトコンタクトは相性×
サウナや温泉などのスパ施設に行くときは、衛生面を考えて1dayタイプのソフトコンタクトにしたいという方も多いようです。
ですが、ソフトタイプのコンタクトは通常の生活でも乾き目になりやすく、湿度の低いドライサウナでは体の水分が減ってくることもあってより乾燥しやすくなります。
乾燥するとレンズがはがれる可能性がありますので、普段よりも早めにサウナから出て涙成分の目薬などをこまめにさしておくのがおすすめです。
ソフトコンタクトにはミストサウナがおすすめ
ソフトコンタクトは高温・乾燥に弱いので、できればミストサウナや岩盤浴などの温度が低く湿度の高いサウナに入るのが向いています。
また、サウナのあとはソフトコンタクトだと変形・変質している可能性もあるため新しいものに交換しておきましょう。