熱帯夜の暑さ対策グッズ~寝るときもエアコンなしで健康&節電
夏の寝苦しい夜~熱帯夜にはエアコンをつけるのがおすすめですが
- 「クーラーが苦手」
- 「電気代が気になる」
- 「連れ(奥さまや家族)が寒がる」
という方も。そんな時におすすめの「エアコンなし」でも快眠・安眠ができる寝るとき用の暑さ対策グッズをご紹介
目次
氷枕・アイスノン
暑くて寝苦しい夜に、定番の暑さ対策グッズといえば「氷枕」
昔ながらの氷枕はゴツゴツしていて寝づらいこともありましたが、最近はソフトタイプのアイスノンや枕代わりに使える「アイスノンピロー」など快適な睡眠グッズもあります。
枕タイプのほかにも、ずれにくい「ベルトタイプ」などありますが、体温を下げるなら首に巻いて使う「首もと用」が効果的です。
お値段は800円~1,000円位で手に入りますので、交換用に2~3個ほど準備しておくと便利です。
氷枕の代わりに冷凍ペットボトル
水を入れて凍らせたペットボトルに厚めのタオルを巻くと保冷グッズとして使えます。
1.8リットルのペットボトルだと氷枕代わりにも使えますし、抱えて寝ることもできます。
350mlのペットボトルは、首筋やわきの下などにはさむのにちょうどいい大きさです。
また、扇風機などの前に冷凍ペットボトルをおいて風を送ることで体感温度を下げることもできます。
とても便利ですが、結露がつきやすいので吸水性の高いタオルなどで巻いておくのがおすすめです。
冷却シート 冷えピタ・熱さまシート
氷枕がわりとして最近人気なのが「冷却シート」
氷枕と違い体に密着するので睡眠時に寝返りをうってもズレないのが便利!
原理はシンプルで、シートの水分が蒸発する時に熱をうばう「気化熱」を利用し、冷感ジェルで冷たさを感じる仕組みになっています。
有名なのはライオンの「冷えピタ」や、小林製薬の「熱さまシート」で、どちらも効果は8時間持続するので寝ている間も快適です。
ただし、貼る場所によって効果が変わるので用途に応じた使い方が必要。
おでこに貼ると気持ちいいので安眠には向いていますが、熱をとることを目的にした時は首筋など血管が近い(皮膚が薄い)部位に貼るのがおすすめ。
ワキや首・足のつけねに貼るタイプもあります。
除湿シート・除湿まくら
湿気による蒸し暑さは体感温度を上げる原因になり、寝汗の不快感は快適な睡眠の妨げになります。
逆にいえば、温度が高くても湿度が下がれば不快指数も下がるので、寝汗を吸収してくれる布団であれば心地よく寝られます。
除湿シートは布団やマットレスの下に敷くだけの簡単な暑さ対策グッズで湿度の多い日本の夏におすすめのアイテム。
同じく、頭部から首筋までの湿気(汗)やニオイも吸収してくれる「除湿まくら」もあり、アイスノンなどと併用すると効果的です。
すのこベッド(すのこマットレス)
通気性がよく夏場の寝具として定番の「すのこベッド」は、布団の下に隙間(空気の流れ)をつくり、湿気だけでなく熱も逃がしてくれます。
ニトリなどで売られている「すのこベッド」はふとんの下に敷く簡単なものですが、寝るときの蒸し暑さを軽減してくれる対策グッズとして効果があり、2つ折りに畳むと布団干しとしても使えるべんりなアイテムで人気。
また「すのこマット」は、ロール式で簡単に片づけられるものや、折りたためてコンパクトに収納できるものもあり、オフシーズンも邪魔にならず便利です。
竹シーツ
「竹」を素材にしたシーツは通気性が良く、熱がこもりにくい涼感グッズ。ですが、素材の竹が固いので寝心地はいまいちと言う意見もあるので、柔らかい布団でないと安眠できないという方はよく考えてからの購入をおすすめします。
衣類(パジャマ)
綿素材など肌触りが良く着心地も良いパジャマは蒸し暑い夏の夜におすすめのアイテム。
柔らかく軽いガーゼタイプのものや、最近は熱伝導性の高いコットン素材を使用した夏用パジャマや触れたところがヒンヤリと冷たい接触冷感タイプなど機能性に優れたものも揃ってます。
夏の睡眠~裸で寝ると健康にいい?
暑い夏場は寝るとき衣類は着ない(裸で寝る)という人もいます。
最近では「裸で寝た方が美容やダイエット・健康にもよい」という情報が話題になり、中には「衣類を着て寝ると体のストレスになり、血行の流れが悪くなる」などという情報も。。。
寝るための衣類「パジャマ」は、身体を締め付けたりすることのない、そして寝ている間にかいた汗を吸収し不快感を与えない肌触りいい素材(綿や麻)で作られているので、寝汗をかく暑い夏場こそパジャマを着て寝る方が質のいい睡眠をとれます。
海外のセレブや女優の影響で広まった情報かもしれませんが、ここは湿気の多い日本。
やはり衣類を着て寝るほうが安眠できますし健康的で衛生的です。
首巻きタオル
室外でよく使う濡らすだけで冷たくなる首巻タオルも就寝時の暑さ対策として効果があります。
首にはたくさんの血管が集まっているので、そこを冷えタオルで冷やすことによって、冷えた血液が体中を循環しますので暑さが和らぎます。
水で濡らして絞るだけで簡単に使えるグッズですが、品質によっては保湿力が弱く湿気でべたべたして寝づらいということもあるので商品選びは気をつけましょう。
ハッカ油
夏の暑さ対策として数年前から「ハッカ」がネットでも話題になっていますが、使い方を間違えてとんでもないことになっている人も。
ハッカ油は、
- 肌に直接塗らない
- 薄めて使う
- 扇風機にぬらない
そして、匂いがキツいので苦手な人は逆に寝れなくなることもあるので使う前によく確認してから使いましょう。
うまく使えば、メントールの清涼感で暑さ対策できます。
ただし、涼感を得られるだけで体温は下がっていないので熱中症や脱水症には充分注意しましょう。