夏のゴルフは暑さ&紫外線対策グッズで安全!快適!スコアUP↑
強い日差しと炎天下の暑さの中でプレーする夏場のゴルフは、きちんと対策をしているかどうかでスコアが大きく変わります。
とくにシニアゴルファーの私たちは健康のことも考えて、暑さ対策・熱中症対策・紫外線対策を万全にしておきましょう!
暑さ対策がスコアアップの鍵
暑さが原因で起こるさまざまな現象は、体だけでなくメンタルの面でもゴルフのスコアに影響しますし、何より長時間のプレーで健康被害にもつながります。
熱中症・熱射病・脱水症
炎天下でのゴルフは熱中症にかかるリスクが極めて高いと言えます。
高温の中で運動すると大量の汗をかくため脱水状態になり、体の中の水分と塩分が不足し、めまいや吐き気・筋肉の痙攣などが起こるいわゆる「熱中症は、」の症状が起こります。
日差しが強くなるお昼からのプレーは熱中症にかからないように対策(水分補給・塩分補給)をきちんと行ってからラウンドすることが大事です。
とくにお昼ごはんに飲む「生ビール」には要注意!
アルコールでは水分補給をできないばかりか利尿作用でさらに水分を減らすことになるので、夏場のビールは大変美味しいのはわかりますがなるべく控えましょう。
汗すべり
夏の暑い時期のゴルフでは、グローブをはめている手にも汗が滲み出てきます。
その結果、ドライバーを振った際に握りが緩んでスライスしたり、手がべとべとしてパットの感覚が狂ったりと汗でショットが不安定になりがちです。
夏場はこうした汗すべり現象を防いでくれる機能性グローブを用意しておくとスコアアップにつながります。
視力の低下・異常
夏の日差しは強く、目に紫外線を浴び続けると白目の部分に黒目が入り込んで視力が低下することがわかっています。
また中央の部分がかすんで見える黄斑変性症という病気になるリスクもあります。
紫外線による眼へのダメージを少なくするためのアイウェアによるUV対策も大事です。
ウェアの不快感
炎天下でゴルフをすると、たくさんの汗をかきます。
当然、着ている服は上から下まで汗でびしょびしょになり、ナイロン系の素材などは吸汗性が悪く、肌にべたつくので不快感が大きくなります。
冬場のインナーウェアを気にする方は結構いますが、夏場こそ着ているままで汗を素早く吸収し乾かしてくれる高機能のウェアを着用することで気持ちよくプレーができスコアアップにつながります。
夏ゴルフ~暑さ対策おすすめグッズ
スポーツドリンク
夏の暑い日差しの中でのゴルフは大量の汗をかきます。汗の成分は水分と塩分で、発汗によってナトリウムも失われます。水分だけを補給すると、血液中の塩分濃度が低下して熱中症にかかるリスクが高くなります。
スポーツドリンクは、体内の水分に近い飲物で適度な塩分を含んでおり、ナトリウムやカリウムなどのミネラルが効率的に摂取できるので、夏のゴルフや室外での運動には欠かせない熱中症予防に最適の飲料です。
大塚製薬のポカリスエットやコカ・コーラのアクエリアスなど、各社によって成分に違いはありますが選択の目安としてナトリウムの量が100mlあたり40mg以上入っているものがおすすめです。
温度は、5℃~15℃くらいに冷やして飲むと水分補給に加え体の熱を下げてくれる効果も期待でき一石二鳥です。
塩飴・タブレット
ゴルフの最中や終わった後で、塩分補給用の携帯食品として塩飴やタブレットを用意しておきましょう。
タブレットは塩分やクエン酸などの熱中症防止に効果のある栄養素を配合したもので、飴と違って甘さやべたつきがないのでプレー中でも経口しやすく人気です。水を飲む時に一緒になめると、効率的に塩分を摂取でき熱中症対策になります
高機能ゴルフキャップ(帽子・ハット)
強い日差しや紫外線から頭部を守ってくれる帽子は、ゴルフのマナーやファッションとしてだけでなく、熱中症予防の点から選ぶのがポイントです。
夏はできるだけ通気性の良いものがおすすめですが、バイザータイプのものより頭皮を保護できるキャップタイプの方がベターです。
水で濡らすと気化熱で体の表面温度を下げてくれる機能性素材「サーモメイト」を使ったキャップは熱射対策に最適です。
汗吸収パッド
帽子とあわせて使いたいのがこちらのアイデアグッズ。テープ付きで帽子のなかに貼っておけば額から流れ落ちる汗をポリマーが吸収してくれるのでプレーの邪魔にならず快適です。ズボンに貼っておけば背中から流れる汗も吸い取ってくれます。
吸汗速乾機能付ウェア
汗を取込み冷却エネルギーに変換するエヴァクール加工「ゼロフィットクールウィーブ」
汗によってウェアが濡れてべたつくと、不快感が増しスイングにも悪い影響が出ます。対策としては、汗を吸いやすく乾きやすい素材を使ったウェアを着用するのがおすすめです。
最近は、新しい素材・テクノロジーを使った吸汗・速乾・冷却機能付ウェアなども販売されています
合成皮革(ナノフロント)全天候型グローブ
ダンロップ|ゼクシオ ナノフロント使用ゴルフグローブGGG-X008「ZEROブレ」
ゴルフグローブの素材は、大きく分けると天然皮革・合成皮革・人工皮革の3タイプとなります。
汗や雨で濡れてもすべらないグローブは「合成皮革」の全天候型になります。
『合成皮革のグローブって厚くてごわごわした感じでフィット感がいまいちのやつでしょ』
と言われる方が多いと思いますが、最近の合成皮革のグローブも進化しており、天然皮革の高級グローブと比べても負けないくらい薄くて柔らかいものが発売されています。
なかでも、テイジンが開発した新素材「ナノフロント」を採用した合成皮革グローブは薄くてフィット感も良く、汗や雨で濡れても全然すべらないすぐれものです。
ちなみに私はスリクソンの「ナノフロント」を使っています。他にはゼクシオの「ゼロブレ」やフットジョイの「ナノロック」などが合成皮革でもおすすめのグローブです価格もリーズナブルでゴルフショップかネット通販で1,600円~2,000円位で購入できます。
冷感マフラー
触るだけでひやっとする冷感性を持つクールマフラーは、室外でのスポーツや作業などでよく使われる人気の暑さ対策グッズです。
特殊な繊維でできており、水に濡らすとより一層冷たく感じられる夏場のゴルフには是非持っていきたいグッズのひとつ。
首に巻くのであまり安っぽいものは見栄えが悪いので、ゴルフウェアにもあうデザインのものがおすすめです。
冷却スプレー
夏のゴルフは体の表面が焼かれるような暑さ。そんな時スプレーするだけで火照った身体を冷やしてくれる定番のグッズが冷却スプレー。
最近の冷却スプレーには、肌に直接スプレーするもののほか、衣類に吹きかけて使うものや、濡れたタオルに吹きかけて凍らせてから使うものなどいろいろな種類があります。
価格も1,000円~2,000円ほどですのでゴルフなど室外での暑さ対策として一本準備しておくと重宝します。
夏ゴルフ~紫外線対策おすすめグッズ
サングラス
松山英樹選手との契約でも話題のトップアイウェアブランド「オークリー」の高機能サングラス
プロゴルフの試合で選手がサングラスをかけている光景を見るようになりましたが、あれはもちろんテレビ映りをよくしようとしてかけているのではなく、紫外線(UV)カットと日差しによる照り返しや乱反射などを抑える防眩効果のためにかけています。
夏の日差しは強く、紫外線を長く浴びると視力が低下したり、眼精疲労を招くことになるので、眼へのダメージを少なくするためゴルフプレー時のサングラス着用が「健康」にも「スコアアップ」にも効果的であると言われています。
ゴルファー専用日焼け止め
夏ゴルフの必需品である日焼け止め。
顔や手に塗るクリームタイプが一般的ですが、ゴルフ専用のスプレータイプも発売されグリップがすべったりせずグローブをつけたままでも塗布しやすく人気です。
日焼け止めを選ぶときに目にする「SPF」は、サンプロテクションファクター(SunProtectionFactor)の略で、主に紫外線(UV)の防御効果を表す数値です。数字が大きいほど日焼けするのを遅くする効果があります。
選び方としては、通勤や短時間の外出など1時間程度日差しを受けるお出かけなら35程度、ゴルフやレジャーで1時間以上日差しを受ける場合はSPF50以上を使うことをおすすめします。
また日焼け止めは時間が経つとともに効果が減ってきますので、こまめに塗り直すのが大切です。
長袖インナーウェア
トッププロも愛用する体感-3℃の接触冷感アンダーウェア「夏の雪」
夏のゴルフでも、見た目を気にしなければ、紫外線対策として長袖のインナーウェアがおすすめです。
夏用のインナーウェアは吸汗速乾性のあるものが大半ですので、着用している方が汗をかいても暑くなりません。また、シニアの方は体力も落ちていることが多いので、長袖のインナーウェアを着用することにより日焼けによる疲労を軽減する効果があります。
UVカットゴルフ傘
紫外線対策にはUVカット率の高い大きめのゴルフ傘がおすすめ。もちろん雨の時にも使えますので、1本用意しておくと便利です。
ゴルフ場で貸してくれる傘はUVカットの機能がついたものはあまりないので、自分専用のUVカット傘をバッグに入れておくことをおすすめします。
アームカバー
腕の日焼け防止にはアームカバーが便利です。
半袖で1日プレーすると日焼け止めを塗っていても結構日焼けしますので、しっかりと紫外線対策をしたい方はUVカット機能のあるアームカバーを着用するのがおすすめです。
日焼けが嫌な方(とくに女性の方)はアームカバーとハイネックのネックカバーがセットになったアンダーウェアをつければ腕から首筋までしっかり日焼けを防止できます。
プレー後の水分補給・塩分補給も忘れずに
夏の暑い日のゴルフは、大量の汗をかきます。自分では大丈夫と思っていても体は脱水症状を起こしている可能性がありますので、のどが渇いていなくても、プレーが終わった後スポーツドリンクを飲んで、水分補給と塩分補給を忘れないようにしましょう。
尚、脱水症状からめまいや吐き気や疲労感等の熱中症の兆候が出た場合、経口補水液などが熱中症対策飲料として推奨されています。
※予防飲料ではありません。以下補足
経口補水液 OS-1(オーエスワン)
経口補水液とはその組成成分がきちんと定められている飲料で、水分、塩分、ぶどう糖、ミネラルから構成されています。
オーエスワンは、タレントの所ジョージさんが宣伝していることでもよく知られるようになりましたが、スポーツドリンクの倍以上の塩分濃度があり、熱中症を「予防」するつもりで飲むと塩分の過剰摂取となるので高血圧・心臓病の方が飲まれる際は注意が必要です。
薬局や通販でも買えますが、オーエスワンを飲むときの注意事項として『医師・薬剤師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限り飲む』と明記されていますので健康時に予防のために飲むようなことはしないでください。
予防として飲むのはNGですが、熱中症対策(対処)が必要な時には心強い味方です。
炎天下のなか駐車する車にも暑さ対策
ゴルフをしている間、車は炎天下に置きっぱなしになりますので、車内は50度以上の高温になります。帰路も快適な運転ができるように、下記のようなグッズを使って暑さ対策をしておくのがおすすです。
- サンシェード(フロント)
- ハンドルカバー
- 冷却スプレー
暑い真夏のゴルフはできれば避けた方が賢明ですが、お付き合いでそうはいかないこともあったりなかったりですので、炎天下でプレーする際は暑さ・熱中症・紫外線対策を万全にしてスタートしましょう。