ワイシャツクリーニングの出し方~頻度やタイミングは?毎回出す?

ワイシャツのクリーニングの出し方

今年から新社会人になった学生さんや、単身赴任を始めたビジネスマンの中には

初めてワイシャツをクリーニングに出す

という方も多いのではないでしょうか?

最近は、シニア世代でも奥さんの病気やケガ・介護などの理由で、この齢になって初めて自分でクリーニングに出すという方もおられます。

とくにこれからの時期に頻度の増える「ワイシャツのクリーニングの出し方」について、出すタイミングやコース・料金・かかる日数など、初めての方向けによくあるギモンをまとめてみました。

ワイシャツは洗ってからクリーニングに出す?

普通は脱いだ(汚れた)状態でそのままクリーニングに出します。

洗濯回数が増えると襟部分が型崩れしたりする原因にもなるので、そのままクリーニングに出すのがおすすめです。

ワイシャツは洗濯してからクリーニングに出す?

ただ、夏場ともなると汗・体臭が浸み込んで、翌日まで置いておくとかなり臭う場合もあります。

汚れ・ニオイがひどい場合は、前もって洗濯しておいた方が無難です。

ワイシャツをまとめて出すなら洗濯しておく?

まとめてクリーニングに出すときでも、基本は洗濯しておく必要はありません。

ただしこの場合も、夏場は汗をかきやすく襟や袖の汗汚れ・脇の黄ばみは3~4日経つと落ちにくくなるので、1週間分をまとめてクリーニングに出すのであれば、週の半ばで洗濯しておくのがおすすめです。

ワイシャツをクリーニングに出すタイミングや頻度は?

ワイシャツをクリーニングに出す頻度は1週間に1回程度が目安です。

夏の汗をかきやすい時期は、皮脂汚れや汗臭・体臭もつきやすいので2~3日に1回くらいの頻度で出しておけば、汚れや黄ばみ・臭いの定着を防止できます。

ワイシャツを毎日自宅で洗濯している場合は、襟や袖の汗シミ・黄ばみが目立ち始める前の早いタイミングで出すのがおすすめです。

ワイシャツクリーニングの頻度とタイミング

ワイシャツを毎日(毎回)1枚だけ出しても大丈夫?

ワイシャツだけを毎日(毎回)一枚だけ出すのはなんとなく気が引けるという方もおられますが、1枚だけでも全く問題ありません。

毎日持参するのが面倒で無ければ、クリーニング店は喜んで引き受けてくれます。

ただし、クリーニングの頻度が多いと仕上げのコースによってはシャツの痛みが増えるので注意しましょう。

ワイシャツクリーニングのコースの違いは?

ワイシャツクリーニングには、

  • プレス機での機械仕上げ(スタンダードコースなど)
  • アイロンでの手仕上げ・染み抜き(プレミアムコースなど)

があります。

通常のワイシャツクリーニングは、ドラム式の洗濯機で洗い、定型のプレス機で仕上げる方法が一般的で、コース料金の相場も200円~の安い価格設定です。

クリーニング店によっては、ドラム式洗濯機でのクリーニング後、アイロンでの手仕上げやしみ抜きをしてくれるコースもあります。

ワイシャツクリーニングのコース・仕上げ

ワイシャツが長持ちする洗い方・コースは?

ワイシャツが傷む最大の要因はクリーニングの過程で行う「プレス機」での作業です。

高温・高圧で行うためシャツの生地へのダメージがあり、何回もクリーニングに出しているうちにシャツが傷むリスクがあります。

シャツの傷みを軽減したい場合は、プレス機を使わないアイロン仕上げをおこなってくれるコースを使いましょう。

料金は100円~200円くらい高くなるケースが多いので、持ち込み時に確認したうえでコースを選ぶとよいでしょう。

たたみ仕上げとハンガー仕上げの違いは?

タタミ仕上げは買った時のようにコンパクトにたたんで返してくれるので、出張などで持ち運ぶ時に便利です。

一方、ハンガー(吊るし)仕上げはハンガーに吊るした状態で返却してくれるので、そのまま着るときに便利です。

一般的には、タタミ仕上げの方がハンガー仕上げよりクリーニング料金が高くなっています。

ワイシャツクリーニングのたたみ仕上げとハンガー仕上げ

ワイシャツなら色付きでもクリーニング料金は同じ?

クリーニング料金は色付きのワイシャツの方が少し高いのが一般的です。

ワイシャツは白色が圧倒的に多く、一度に大量のシャツを洗うことでコストを下げ、低料金でサービスできます。

しかし、色付きのシャツは白色のシャツと一緒にクリーニングすることができないので、手間とコストがかかり料金が高くなります。※同じ料金のお店もあります

また、白色であっても襟の形が違うシャツは、プレス機の型に合わない場合もあり、通常のクリーニング料金では対応して貰えないこともあります。

色付きのワイシャツはクリーニング料金が高くなる

ワイシャツの生地でクリーニング料金はかわる?

生地によって洗い方が異なり、料金も違います。

通常のワイシャツクリーニングはドラム式の洗濯機で「水洗い」が基本ですので、水洗いができる綿・ポリエステル・麻などのシャツは問題ありません。

ですが、絹やレーヨン・毛などしわになりやすく水洗い不可の生地のシャツはドラム式洗濯機は使えないため、ワイシャツと同じ扱いにはならず、料金は高くなるのが一般的です。

ワイシャツの襟や脇の黄ばみもクリーニングで落ちる?

襟や脇のしつこい汚れや黄ばみは通常クリーニングではなかなか落ちない場合があります。

確実に落としたいときは、「しみ抜き」処理をして貰えばきれいに落とすことができます。

しみ抜き処理は一部無料の店もありますが、追加料金がかかる場合が多いので依頼する前に確認しておきましょう。

ワイシャツの黄ばみ・汗染みは「染み抜き」クリーニングがおすすめ

ワイシャツクリーニングで変色や色落ちしない?

色物のシャツをクリーニングすると変色や色落ちすることがあります。

大きな原因として、洗濯方法が不適切な場合がありますので、気に入った色物のシャツをクリーニングに出す際には、受付時に、「品質表示の内容に沿ったやり方でクリーニングをしてください」と念押ししておくと良いでしょう。

万一クリーニング後に変色や色落ちが判明した場合は、タグを外さずにそのままの状態で店に連絡すれば、クリーニングのやり直しや変色部分のしみ抜き処理などをして貰うこともできます。
※対応してくれない場合もあります

ワイシャツクリーニングでボタン割れの心配は?

ワイシャツのクリーニングは、多くのお店が水洗い・乾燥・プレス・仕上げまでの一連の作業を機械でおこなっています。

この作業のプレスの過程で割れたりひびが入ったりすることがあります。

ただ通常クリーニングの場合、ボタンのひび割れ・破損については保証の対象外となっていますので、心配な方は、持ち込み時に一言、「ボタンが割れないようにしてください」と依頼しておくと、万一破損した時に取替などのサービスをしてくれる店もあります。

高級シャツなど特殊なボタンで破損が心配な方は、料金は高くなりますがプレス機ではなくアイロンで手仕上げをしてくれるコースでのクリーニングがおすすめです。

ワイシャツのクリーニングでボタン割れの可能性も

形状記憶のワイシャツもクリーニングに出せる?

形状記憶加工ワイシャツはクリーニングに出すのではなく家庭での洗濯を基本に作られています。

形状記憶加工シャツは、襟や袖口部分に使われている糊(のり)が高温に弱いので、プレス機を使って高温高圧でプレスすると形状記憶が徐々に損なわれてしまいます。

自宅の洗濯機で洗濯し、できればアイロンはかけないのがおすすめです。

どうしてもアイロンをかけたい場合は中温以下で洗濯表示に沿ってかけましょう。

形状記憶ワイシャツはクリーニングより自宅で洗濯がおすすめ

買ったばかりのワイシャツはアイロンだけ頼める?

広域でチェーン展開しているクリーニング店のうちの数店に確認したところ、買ったばかりのシャツのアイロンがけだけを引き受けてくれる店は皆無でした。

ほとんどのクリーニング店がドラム式洗濯機で洗いプレス機で仕上げをする方式を採用しており、アイロンがけだけを行うサービスはしていないようです。

また、新品と言っても本当に清潔かどうかわからないものを、他の客のシャツをクリーニングする場所で一緒に扱うことは常識的にはしないのが当たり前ですよね。

しわが気になる場合は通常のクリーニングを依頼するほかないようです。

クリーニングにかかる時間・日にちは?最短でどれくらい?

ワイシャツのクリーニングにかかる時間・日数は、預けてから1~3日位くらいかかるのが一般的ですが、最短で当日中に返却してくれるお店もあります。

各クリーニング店の競争もあり、多くの店が『朝出して夕方できる』一日クリーニングサービスを導入しています。

朝出して夕方できる1日クリーニング

クリーニング後のワイシャツの保管方法は?

クリーニング後、そのまま袋に入った状態で保管している人が多いと思いますが、その保管方法は正しくありません。

クリーニング店から受け取ったら、ビニールなどのカバーや袋は外して通気性の良い場所に保管するようにします。

ビニール袋をつけたままにしておくと、袋内に湿気や熱がこもり、カビが発生したり嫌な臭いが発生し、時にはシャツが黄ばみ(変色)したりすることもありますので保管には注意が必要です。

クリーニングしたワイシャツはビニール袋から出して保管

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