自動車保険が1日から!コンビニ/スマホで当日加入OKの一日保険がべんり♪
1日単位で加入できる自動車保険があるって知っていますか?
東京など都市圏では免許は持っているけど車を持たない方も多く、たまに友人から車を借りたり、お盆や正月に帰省した時だけ実家や親戚の車を借りるという人もいますが「他人の車で万が一事故を起こしたら…」という不安も。
そんな「ちょっと車に乗る時」におすすめな『1日保険』のメリットや保険料・補償内容・加入申込みの方法などについてまとめてみました。
自動車保険を1日からかけられる!
当日申し込みで即日加入できる短期保険
1日保険とは、名前のとおり1日単位でかけられる短期の自動車保険です。
当日申し込みでその日からすぐに加入できるお手軽な保険で、発売されてから数年しか経っていませんが、活用できるシーンが多く利用者は年々増加しているようです。
1日保険はこんな時におすすめ
友人や先輩から車を借りる
友人や先輩など他人の車を借りて運転する時、自動車保険に運転者限定の特約(割引)がついていると保険の補償範囲外となります。
近所のコンビニなど買い物にちょっと借りるだけなら保険をかけることまではしませんが、遠出の旅行や1日中借りるような場合は1日保険に加入しておくと万が一の事故も補償してくれるので安心です。
帰省した時に実家や親戚の車を借りる
お盆や正月など実家に帰った時だけ、家族や親族が所有する車を借りて運転するということも。
この時も注意しなければいけないのが自動車保険の補償範囲(運転者条件)。
親の車でも、自動車保険の運転者条件を「本人・配偶者限定」で契約している場合は補償が効きませんし、親ではなく兄弟名義の車なども保険の対象から外れます。
このような場合にも1日保険があれば安心して車を借りれますし、貸せます。
運転免許を取りたての子どもに車を貸す
免許を取ったばかりだと、まずは親の車を借りて運転の練習をしたいというケースはよくあります。
ですが自動車保険を年齢制限付きで契約している場合、子どもの世代(20代)のドライバーが補償対象に入っていない場合があります。
だからといって、すぐに年齢制限を無くし「全年齢担保」にすると保険料が大きくアップします。※20代は事故率が高く保険料も高めです。
そんな時にも1日保険を使う方法は有効です。
ただし、子どもが運転する日数が多くなる(月に10日以上になる)ようであれば、年齢条件を変更したほうが割安になるので、保険会社に相談のうえ変更されることをおすすめします、
子どもが友人との旅行に親の車を使う
子どもが「友達とドライブ旅行に行くから車を貸して欲しい」と言ってきた場合、保険契約で運転者制限を「家族」にしていれば、子どもについては親の保険が効きますので1日保険への加入は不要です。
しかし、友達と交替で運転する可能性がある場合は、万が一の事故に備えて運転する友達に「1日保険」に加入してもらっておくのがおすすめです。
車の1日保険~種類と料金
現在、自動車の1日保険を引き受けしている保険会社はまだ少なくおもなサービスとしては以下の3つが挙げられます。
- 三井住友海上火災保険『1DAY保険』
- 東京海上日動火災保険『ちょいのり保険』
- あいおいニッセイ同和損保『ワンデーサポーター』
料金はどれも1日500円~のかけやすい料金設定となっていて、車両保険付きなどのプランもあります。
各サービスの詳細と料金・補償内容についてはこちらの記事で比較しています。車の1日保険を比較!料金プラン・申込み・支払いのしやすさなどおすすめは?
1日保険の申し込み方法
1日保険に加入するには、次の3つの方法が用意されています。
- スマホで申込み
- 携帯電話で申込み
- コンビニで申込み
比較的簡単に申し込みできますが、パソコンや直接電話での受付はしていません。
それぞれの「申込の流れ」と「必要なもの」「支払い方法」は以下のようになっています。
スマホ(ドコモ/au/ソフトバンク)で申込み
ドコモ・au・ソフトバンクの主要3キャリアが保険会社とタイアップして1日保険の加入申込みを受付しています。
※保険引き受けは損害保険会社です。
各キャリアの専用サイトにスマホでアクセスし、指示に従って必要な事項を入力すれば申込完了です。
保険料の支払いは月々の電話料金と一緒に口座引落しとなります。
携帯電話(ドコモ/au/ソフトバンク)で申込み
スマホと同じようにドコモ・au・ソフトバンクの契約なら携帯電話(ガラケー)からも加入申し込みできます。
ただし条件があり、NTTはiモード対応、auはau-win対応、ソフトバンクは3G対応の携帯端末からのみ可能です。
各キャリアの専用サイトにアクセスし、案内に従って必要な事項を入力するだけで簡単に加入申込みができます。
支払いはスマホと同じく、月々の電話料金とあわせて引き落としとなります。
コンビニ(セブンイレブン/ローソン)で申込み
1日保険はセブンイレブンやローソンなどのコンビニとタイアップしているものもあり、セブンイレブンは三井住友海上「1DAY保険」、ローソンは東京海上日動の「ちょいのり保険」を扱っています。
ただし、コンビニ店頭で加入手続きから支払いまでできるのはセブンイレブン(1DAY保険)のみとなっています。
セブンイレブンは店頭で申し込み可能
セブンイレブンの店頭に設置してあるマルチコピー機で加入手続きができます。
マルチコピー機の画面をタッチし、「保険」⇒「1DAY保険」の順で案内に従って必要情報の入力を完了し、OKボタンを押すと「払込票」が印刷されます。
その払込票をレジに持って行き保険料を支払いします。
支払完了時点から保険の効力が発生します。
事前の予約登録で手続きもスムーズ
店頭での作業はしたくない・苦手という方は、自宅からネットで予約登録をしたあとで店頭に出かけて申し込むこともできます。
セブンイレブンのサイト「セブンイレブンで入る保険」から「ネット予約登録サービス」へアクセスし、必要情報を入力し登録完了します。
すると、「ネット予約登録ID」が発行されますので、それを控えてセブンイレブンの店舗に行ってマルチコピー機を操作して申し込みできます。
必要情報はすでに登録済みですから短時間で申込みができます。
ローソンはネット申込のみ
ローソンの1日保険は、店頭でのパンフレット配布のみで加入申込は受付しておらず、加入申し込みはローソンのWEBサイトから申し込むスタイルになっています。
保険の申込はスマホ・タブレット・携帯電話からできます。※パソコンからは対応していません
申込み方法の詳細はローソンのWEBサイトや店頭に置いてあるパンフレットなどに記載されています。
1日保険の加入に必要なもの
1日保険に加入する際には次の情報が必要ですので、事前に準備または確認したうえで申込み手続きをしてください。
- 運転者(代表)の氏名・生年月日・住所・運転免許証番号と有効期限
- 借りる車のメーカー名とナンバープレート情報
(車検証記載の登録番号) - その他運転者の氏名、生年月日
(運転者が複数の場合・合計4名まで追加可能)
1日保険の対象となる車
1日保険に加入できる車は、3、5、7ナンバーで、ナンバープレートが「白地に緑文字」または「黄地に黒文字」のみとなります。
車種としては、「自家用普通乗用車」「自家用小型乗用車」「自家用軽四輪乗用車」のみが対象です。
1日保険申し込みの注意点
保険料のクレジットカード払いは原則不可
スマホや携帯電話でネット申し込みされる場合、保険料のクレジット支払いには対応しておらず、原則として電話料金とあわせた口座引き落としでの支払いとなります。
例外として、セブンイレブンの店頭で申し込みできる「1DAY保険」だけは、払込票を提示して現金での支払いができますがこちらもクレジットカードは使えません。
SIMフリースマホやパソコンからは申込みNG
スマホでの申し込みはドコモ・au・ソフトバンクと契約している端末からのみ可能です。
ドコモでも中古スマホに他社のSIMを入れて使っている、いわゆる「SIMフリースマホ」やパソコンからのネット申し込みは電話料金からの口座引落ができないので申込みできません。
また、ドコモなどはwi-fi接続ではなくspモードで接続する必要があります。
スマホ・携帯申込みは本人名義の端末からのみ
さらにスマホでの申し込みはその端末が本人名義になっていることが条件になりますので、スマホや携帯がないからと他人のスマホでの申込みはできません。
また、子どもに保険をつけるのであればスマホが子どもの名義になっている必要があります。
ただし、東京海上日動の「ちょいのり保険」は保険加入の対象者が2親等までとなっているので親名義のスマホから申し込んで子どもも保険対象にすることができます。
本人(自分名義)の車は1日保険の対象外
1日保険がつけられる車は他人名義の車に限られ、自分名義(本人)および配偶者名義(夫や妻)の車にもつけることができません。
あまり車に乗ることがないのに年間の自動車保険料を支払うのはもったいないから、乗る時だけつけたい!という要望も多いようですが、それをすると保険会社にとってはあまり得にならないようです。
ですが、最近は自動車の走行距離で割引してくれる保険も増えてきましたし、カーシェアリングのような仕組みもできたのでゆくゆくは自分名義の1日保険もでるかもしれません。
法人名義の車も1日保険はつけられません
社用車など所有者が会社となっている法人名義の車も1日保険をつけることはできません。
乗る頻度や運転者の人数が多数になるため保険会社のリスクが増えることが理由のひとつかと思われます。
海外の高級車なども対象外
通常の自動車保険と同じくリスクのある(事故率の高い)車ということで、スポーツカーや海外の高級車なども保険の対象外となっています。
どの車種が対象外かは保険会社が定めていますので確認されてみてください。