自動車保険の等級とは?割引率や上がり方~制度の仕組みまとめ

自動車保険の等級制度とは?

自動車保険に加入するときに、保険料の計算(割引率)に大きく影響する『等級

この等級はどうやって決まる(上がる下がる)のか?等級別の割引率はいくらなのか?現在の自分の等級の調べ方などとあわせて自動車保険の等級制度についてまとめてみました。

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自動車保険のノンフリート等級制度

ノンフリート等級とは

ノンフリート等級とは自動車保険で使われる専門用語です。

使用する車の契約台数(他の保険会社での契約台数も含む)が、9台以下の自動車保険契約のことをノンフリート契約と言います。
※10台以上の場合はフリート契約

一般的な自動車保険はノンフリート契約

個人で契約されている自動車保険はほとんどこのノンフリート契約です。

そのノンフリート契約で使用する無事故割引や事故発生割増は、割引率及び割増率がランク毎に分けられ、このランクのことを「ノンフリート等級」といいます。

事故リスクに応じた等級制度

自動車保険の保険料は、ドライバーの事故リスクによって異なり、事故リスクが高ければ等級は低く保険料が高くなり、リスクが低ければ等級が上がり保険料は安くなるように、等級別に割引率または割増率を設定しています。

これが一般的に言われる自動車保険のノンフリート等級制度です。

事故リスクの判断基準としては、

  • 30歳以下の若年者
  • 70歳以上の高齢者
  • 事故を起こしたことのある人

などが事故を起こす確率=リスクが高いドライバーとされ、2015年から保険料基準が変更されたのも話題になりました。

等級の上がり方↑下がり方↓

自動車保険に新規加入~最初の等級は?

新規契約で初めて自動車保険に加入した場合、最初の等級は通常6等級からスタートします。

自動車保険は6等級からスタート

1年で1等級アップ

保険期間(1年間)に保険請求をする事故が無かった場合、翌年に契約を更新する時点で等級が1ランク上がります。

翌年以降も同様に、保険を使う事故が無ければ、さらに1ランクづつアップし最高20等級まで上がります。

自動車保険は無事故なら1年で1等級アップ

等級がダウンするケース

一方、事故を起こして保険請求をすると等級がダウンします。

事故の内容によって、1事故につき3等級もしくは1等級ダウンとなります。※ダウンしないケースもアリ

とくに2012年からは「無事故」と「事故あり」の区分もできたため、事故で保険を使うと大幅に割引率が落ちることになります。

事故を起こして自動車保険を使うと等級ダウン

等級ダウン事故の詳細はこちらの記事でまとめています。

等級ごとの自動車保険料の割引率

保険料の割引率~等級&事故ありなし

等級
ランク
割引率
または割増率
無事故 事故あり
20 63%割引 44%割引
19 55%割引 42%割引
18 54%割引 40%割引
17 53%割引 38%割引
16 52%割引 36%割引
15 51%割引 33%割引
14 50%割引 31%割引
13 49%割引 29%割引
12 48%割引 27%割引
11 47%割引 25%割引
10 45%割引 23%割引
9 43%割引 22%割引
8 40%割引 21%割引
7 30%割引 20%割引
6 19%割引
5 13%割引
4 2%割引
3 +12%割増
2 +28%割増
1 +64%割増

6等級以下の割引率・割増率は無事故も事故ありも同じです。
3等級以下の等級では割増になります。

等級制度改訂「無事故/事故あり」で割引率が違う?

2012年10月までは事故で等級がダウンしたらダウンした等級の割引率がそのまま適用されるだけでした。

しかし、2012年10月以降の新しい等級制度では保険各社へ事故で保険請求をした場合は、ランクダウンに加えて「無事故」と「事故あり」の区分を設ける仕組みに改訂しました。

つまり、事故で保険を利用した場合は、等級が下がるだけでなく「事故あり」の割引率が適用され保険料が大幅にアップすることになります。

自動車保険は事故あり・事故なしで保険料の割引率が大幅に違います

また適用される期間についても、3等級ダウンは3年間、1等級ダウンなら1年間が「事故あり」の区分に分類されます。

現在はほとんどの保険会社がこの等級制度で自動車保険料の算定を行っています。

保険を使うor使わないどっちがお得?

仮に、3等級ダウンの事故を起こした場合、保険を使うか使わないかは、「自分の負担する損害額」と「3年間の保険料の増加額」を天秤にかけてどちらが得か計算したうえで判断することをおすすめします。

無事故の10等級で自動車保険料が年間50,000円の場合、
27,500円(割引率45%) ×3年間 = 82,500円
翌年から7等級にダウンで事故ありの場合
40,000円(割引率20%) ×3年間 = 120,000円

3年間での差額は37,500円になるので、事故損害額がそれを超えるかどうかが基準になります。
上記はあくまで一例です。保険会社や契約内容・等級によって金額は変わるのでご自身で計算されてみてください。

自動車保険を使うか自費で払うかは割引率(料金)との比較で。

自動車保険の等級~最高は20等級

自動車保険の等級は1等級から20等級に分かれています。

新規契約(6等級)から14年間、保険請求するような事故が無く、契約を更新していくことができれば、20等級までアップし最高の割引率(63%)になる計算です。20等級以上は上がりませんので、あとは無事故をキープするのがベストになります。

等級がわからない?確認したいときの調べ方

自分が今契約している自動車保険は何等級なのか、確認したいときは次の方法で調べればわかります。

保険証券で確認

契約した際に通常は、自動車保険証券を貰いますので、その保険証券を見れば等級が記入してあります。

自動車保険証券に契約内容(車種・特約・等級)が記載されています

保険証券が手もとにない場合

ネットで申込みをした場合は保険証券を発行しない(発行なしだと割引になる)ケースが最近は多いので、その際は契約した保険会社の専用サイトへアクセスしてログインすればネット上で保険内容が確認できます。

ログイン方法やID・パスワードなどわからない場合は、加入している保険会社か加入手続きをした業者(保険代理店)に電話して、車の車種、登録ナンバー、所有者名を伝えれば調べてくれます。

保険証券がない場合は保険会社のコールセンターに電話すれば教えてもらえます

年齢やゴールド免許は等級に関係する?

年齢が60歳を超えたから、ゴールド免許になったからといって等級がアップ(ダウン)することはありません。

もちろん、自動車保険の料金算定の際にはそれらの条件が考慮され契約内容・金額が変わってきます。

保険料の割引率に大きく影響する項目として、運転者の年齢条件・免許の種類・車両の使用目的などが挙げられます。

自動車保険は6等級からスタート

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