エアコンが冷えない!?故障の原因と対処法~修理・買い替えのコツ

エアコンが冷えない原因

いよいよ夏本番で暑さも厳しい7月~8月。この時期に多いのが『クーラーが冷えない』『冷気が出てこない』などエアコンの故障やトラブル。寒さは厚着をしたりで対応できますが、暑さは熱中症のキケンもあるのでとにかく早い対応が大切です。

そこで今回は、エアコンが冷えない時の原因と対策、故障だった場合の修理の依頼や買い替えのコツについてまとめました。

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エアコンが突然冷えなくなった時の原因

これまで使えていたエアコンが突然冷えなくなった!という時に多いのはやはりどこかの『故障』がおもな原因として挙げられます。

室外機(コンプレッサー)の故障・トラブル

室外機にはエアコンの心臓部とも言える「コンプレッサー」が格納されています。

コンプレッサーによって冷媒(ガス)が圧縮されることで冷たい空気を送ることができるので、エアコンの送風はできるけど冷気が出てこないという場合はコンプレッサーの故障が考えられます。

もともとコンプレッサーは故障が少なく、耐用年数(寿命)も長いため20年を超えることもありますが平均的には10年あたりが寿命になります。

コンプレッサーが原因でエアコンが冷えない

室内機(電気系統)の故障・エラー

室内機と室外機に分けられたセパレートタイプのエアコンは、室内機に電気系統の基盤が組み込まれているので、一般的な電気機械の故障が室内機側で発生することでエアコンが冷えないケースもあります。

地震や落雷・豪雨など自然災害による故障

夏場は天候が不安定で、ゲリラ豪雨や落雷など自然災害によるエアコンの故障も考えられます。

室外機は雨に濡れてもいい設計になっていますが、大雨で地盤が緩んだり、地震により固定台にずれが出たりすると配管が外れガス漏れなどの可能性もあります。

地震・落雷・豪雨によるエアコンの故障

久しぶりに使うエアコンが冷えない時の原因

春から梅雨前にかけてはエアコンは使わないという方も多く、突然の暑さでエアコンをつけたけど冷気が出ない・部屋が冷えないという場合は以下のような原因が考えられます。

室内機のフィルターやフィンのほこり・目詰まり

エアコンの室内機は上部と前面の吸い込み口から空気を取り入れますので、前面のカバーを開けるとホコリをとるためのフィルターがあり、その奥にフィン(熱交換器)があります。

フィルターはもちろんフィンにもホコリがつきますので、長年エアコンクリーニングや掃除をしていないと徐々に冷房能力が落ちていきます。

とくに寝室などベッドのある部屋はホコリが多くなるので、シーズンごとのお手入れが必須です。

フィルターやフィンのほこり・目詰まりが原因でエアコンが冷えない

室外機まわりの排気・排熱

室外機は前面から排気・排熱を行うので、室外機の前に物を置いたりするとエアコンの効きが悪くなります。

また、エアコンの室外機はちょうどよい高さと幅で上にプランターなどを置いたりされる方もおられます。

上部からは排気をしていないので問題はないのですが、上に置いた植物のつるがのびて前面をふさいだりしていないかも注意が必要です。

引越し後にエアコンが冷えない時の原因

引越し後は何かとエアコンに関するトラブルや故障が多くなります。

なかには4月に引っ越して、7月になって新居で初めてエアコンを使ったら「冷えない・動かない・異音がする」ことに後から気づく場合も多いようです。

ガス漏れ(取付・取外し工事のミス)

エアコンが冷えないとガス漏れを一番に考える方も多いのですが、きちんとした取り付け工事(取外し工事)をしていれば、自然にガスが抜けることはあまりありません。

ですが、エアコン工事に慣れていない引越し業者さんだと、エアコンの取外し⇒取り付けの時にガス漏れをさせてしまうこともあります。

移動時のコンプレッサー故障

引越し後はエアコンや冷蔵庫のコンプレッサー故障がよくおこります。

コンプレッサーは先ほどを説明したとおり、寿命が長く・故障の少ないパーツですが、引越しなどの移動には弱く、トラックへの乗せ方や運び方などで寿命が大きく縮むともいわれています。

とくに、移動後にガスが安定しないまま使用すると故障の原因になるので、冷蔵庫などは半日くらい通電せずそのまま置いておくのが一般的です。

コンプレッサーは引越しに弱い…

新品で買ったばかりのエアコンが冷えない時の原因

買ったばかりの新品エアコンが冷えない?

新品のエアコンが冷えない・効かないという場合は、初期不良や取付工事のミスのほかに「説明不足による能力不足」など挙げられます。

初期不良?取り付け工事のミス?

エアコンも電気製品である以上、故障や初期不良があります。ただエアコンは他の家電と違い「取り付け工事」が発生するため原因の特定が難しくなります。とくに、夏場の繁忙期はエアコンの取り付けに1週間以上かかるなど、工事業者も毎日夜遅くまで取り付けをしています。そうなると工事のスピードをあげないといけないのでやはりミスが出やすくなります。

新品のエアコンが冷えない原因として「エアコン本体」と「取り付け工事」どちらに問題があるのか判断が難しいところですので、まずはメーカーではなく購入した販売店へ連絡するのがベストです。

冷房能力不足

エアコンを購入する際に、販売員から説明はありますがエアコンには能力にあった適応畳数があり、通常はお部屋の状況や使われる条件をお聞きして、それに対応するエアコンをおすすめします。

ですが、繁忙期は接客時間が短く、細かい説明がないことも多くなります。

例えば、『8畳の鉄筋マンションです』と伝えれば、一番小さい2.2Kwクラスでも十分と言われます。

でも実際は、

  • マンションの最上階
  • 西日が入る角部屋
  • 子ども部屋で2人
  • パソコンも2台ある。

となると、エアコンの能力はまったく足りません。
夏場の繁忙期はこちらも注意していないと思わぬ失敗につながります。

室外機の設置場所

新品のエアコンが冷えない原因のひとつに室外機の設置場所もあります。

アパートのベランダなど狭い通路に置いた場合、排気効率が悪く適応畳数でも効きが悪いことがあります。

また、2階の部屋にエアコンを取り付けて、1階に室外機を置く場合なども配管が長くなりコンプレッサーの能力が足りない場合も。

さきほどの能力不足の件を含め、販売店側の落ち度(説明不足)が大きいようであれば、しっかり抗議して商品交換を要求するのが妥当です。

エアコンが冷えない!?時の点検と対処

室内機のランプが点灯している

リモコンで電源を入れて室内機のランプが点灯するか確認します。

その際、赤いランプやランプの点滅が起こっている場合はエラーや故障が考えられます。

フィルター交換ランプであったりもしますので、取扱い説明書で確認します。

故障にあたる点灯であれば修理依頼になります。

送風はしている?

ランプが通常どおりついて、送風はするけど冷えない場合はコンプレッサーの故障・トラブルやガス漏れが考えられます。

送風もできないようであれば、室内機もしくはリモコンの不具合や故障が考えられます。

基盤に不具合やエラーが起こっている可能性もあるので念のため「リセット」も試してみます。

室内機とリモコンのリセット方法
エラーを解除するためどちらも一度電源(電力)をゼロにしてリセットします。
室内機はコンセントから電源を抜いて、30分ほどしてから電源を入れてみます。
リモコンは電池を抜いて、ボタンを何回か押すことで放電してリセットできます。

室外機は動いている?

室内機の確認が終わったら室外機を点検します。

室内機の電源をつけたまま外に出て、室外機が動いているかを確認します。

ブーンという振動音がある・前面から熱い風がでているという状態が普通です。

待ってみても動く気配がないようであればコンプレッサーの故障の可能性があります。

室外機のまわりのチェック(排気・直射日光など)

室外機まわりの環境も異常がないか確認します。

配管パイプにねじれや折れがないか、室外機の前面をふさいでいるものはないか、直射日光が当たっていないかなどをチェックします。

室内機・室外機に霜はついていない?

最後に室内機・室外機の霜がついていないかを確認します。

もし、どちらか凍っていたりしたらガス漏れしていることになりますので、運転を止めてすぐに修理の依頼をします。

エアコンが故障した時~修理依頼のコツ

修理依頼は販売店?メーカー?

エアコンの修理依頼は、購入した販売店だけでなく、メーカーに直接お願いすることもできますし、購入していなくてもヤマダやヨドバシなどの家電量販店、近くにある町の電器屋さんでも受付してくれます。

本体の修理であればどこに頼んでもメーカーへ依頼することになりますが、エアコンについては取付工事があるので配管パイプの劣化・ガス漏れなどの場合はメーカーから下請け業者に依頼を回すケースもあり通常より高額になるケースもあります。

ですので、エアコンの修理を依頼する際は、上記の点検項目から本体の故障か配管など工事によるものかを判断して依頼するのがおすすめです。

どちらか判断が難しい場合、まずは販売・取付をしたお店に連絡をして修理手配してもらうのがおすすめです。

お店によっては修理履歴をきちんと管理していますし、工事が原因による故障などの場合も販売店・工事業者・メーカーとのやりとりも任せられます。

エアコンの製造年度をチェック!

最近は家電製品の長期保証に入られる方も多いのですが、テレビやエアコン・冷蔵庫は寿命も長いのでかけられない方も。

通常のメーカー保証は1年間になりますが、エアコンや冷蔵庫のコンプレッサーは5年間保証をほとんどのメーカーがつけています。

もしエアコンを購入して5年以内で、冷えない原因がコンプレッサーの故障であればメーカー保証が効く場合があります。

エアコンの製造年度や型式は本体(室内機)の下面に記載されています。

使用年数10年以上なら修理より買い替えがお得

もし、エアコンの製造年度が10年以上前のものならコンプレッサーの寿命でもありますので、その際は修理より買い替えの方がおすすめです。

現在の機種は、10年以上前のものに比べて電気代も安くなっているので修理費よりも、本体価格-年間電気代の方がお得になる場合もあります。

また、エアコンはもちろん出張修理になるのですが、最初の訪問ですぐに修理が終わるケースは少なく部品を手配して後日訪問など時間がかかる場合が多いのが現状です。

エアコンを買い替えする時のコツ

価格交渉が済むまでは故障していることは言わない

エアコンが故障したらとにかく早く取り付けをしてほしいので、ついつい「故障したからすぐにつけれるエアコンが欲しい」と店員に伝えてしまいます。

そうすると「この機種なら明日取り付けできます」と予算よりかなり上の機種をすすめられたり、「急いで決めないと明日に間に合わない」と成約を急かされることも。

ですので、まず最初に伝えるのは「今日購入したら最短でいつ頃取り付けできるの?」と期日だけを確認しておくのがおすすめです。

もちろん店頭にいかなくても、電話で確認しておいて翌日や即日で取り付けできるお店に行くのが効率的です。

それを確認したうえで、取り付けるお部屋の条件を話し、おすすめ機種を3点ぐらい挙げて説明してもらい価格交渉します。

エアコンの買い替えはじっくり考えましょう

買い替えの際は取外工事料とリサイクル料が必要

最近は工事費込みで5万円台のエアコンなど格安な機種がありますが、買い替えの場合にはそれにプラスして既存のエアコンを外す「取外工事料(約6,000円)」と外したエアコンを処分する「リサイクル料(2,400円~3,390円)」がかかります。

価格交渉や特典などで無料にしてくれるケースもありますが、特価品・台数限定品はほとんどが対象外です。

あまり、おすすめはしませんが急な出費で予算がなく、どうしても安くしたいという方は『エアコン 引き取り 無料』などで検索すると、取外し工事から引き取りまで無料で対応してくれる業者などもあります。※ご利用はあくまで自己責任でお願いしたします。

早く欲しいけど10年以上使うものだから

暑さが厳しい夏場にエアコンや冷蔵庫が故障してしまうと最優先事項が「とにかく早く!」になっていまします。

もちろん、熱中症など健康のことを考えると最優先ですがエアコンは10年以上使うもので、電気代も大きく影響するものです。

こういう時にこそ、少し頭を冷やして冷静に行動するのが大切です。

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