中身に塩を詰めた枕

塩まくらとは、その名の通りまくらの中身に塩を詰めた枕です。

塩は保冷に優れた素材で、睡眠中に頭部の温度上昇を抑えることができ、快適な睡眠がとれる人気の快眠グッズです。

また、塩風呂や塩サウナのように、温度を保って効率よく身体を温めることもできる塩は保温と保冷どちらにも働く優れものです。

ふつうの枕との違いは？

通常のまくらには綿やポリエステル、そば殻などが中身として使われ柔らかい感触になりますが、塩まくらはそれらに比べて少し硬めです。

サイズは、普通の枕より小ぶりで厚みも2～3ｃｍほどのものが多く、普通の枕とあわせて使うタイプが一般的です。

ロフトの塩まくらがテレビ紹介され人気に！

塩まくらは以前からありましたが、お昼の情報番組「ヒルナンデス」で、

『Loft（ロフト）で人気の快適涼感グッズ』

のひとつとして塩まくらが紹介され、以降メディアや雑誌で頻繁に取り上げられるようになり注目されています。

ロフトネットストア
塩まくら　クマ(くすのきつぶつぶ入り)

塩まくらの冷却効果で頭寒足熱

塩には熱を速く吸収して外に逃がす性質があります。

塩まくらで血管が集中する首の部分を冷やすことで頭も冷やされ、頭部に上がっていた血液が全身を循環し身体を温め『頭寒足熱』の理想的な状態をつくり、心地よく睡眠できるようになります。

塩まくらは頭痛・肩こり・高血圧にも

「頭寒足熱」の理想的な状態と言いましたが、これは首を冷やして足先が温まる状態で、頭のうっ血状態が解消され血行が良くなります。

その結果、頭痛・肩こりの予防や高血圧・不眠症などの症状にもよいとされています。

血圧が正常になることで血流がアップし、頭部へも血が巡りやすくなりますので、脳の老化予防にも効果が期待されています。

塩まくらを使うと、約30分くらいで首まわりの体感温度が約3℃下がると言われ、頭寒足熱の状態を維持するのに最適なグッズです。

塩のマイナスイオンで安眠

マイナスイオンは森林や滝つぼなどで多く発生し、人の心と体を癒してくれます。

塩は森林で発生するイオンの約2倍のマイナスイオンを発生すると言われています。

マイナスイオンによってリラックスした状態で安眠できれば、睡眠不足の解消にも効果的です。

糖尿病・認知症・ダイエットにもいい？

頭寒足熱をキープすることで新陳代謝がアップしますので、肥満・糖尿病・冷え性・などの効能も期待はできますが、枕だけで改善できるものではないので、日々の運動や食事とあわせて併用するのがおすすめです。

枕の上に置くだけ、首に当たるように

塩まくらの使い方は簡単で、今使っている枕の上に置いて使うのが一般的です。

普通のまくらに比べて小ぶりで厚さも薄いため、塩まくらだけでは違和感があるので。

塩まくらは首に当たるように置くと効果がアップすると言われます。

これは首筋に大きな動脈が走っているからで、そこに直接あたることで効果が最大限に引き出せます。

睡眠中に塩まくらが首から外れて落ちてしまう時は、落ちないように紐でまくらに縛り付けて使うのがおすすめです。

もちろん、塩まくらだけを単独で枕として使っても問題ありません。

夏は冷蔵庫で冷やすと効果的

夏は冷蔵庫で冷やして使うと保冷効果がアップします。

塩まくらは冷たさが氷まくらよりも長く持続しますので、快適な睡眠時間がとれるでしょう。

冬は電子レンジで温める

寒い冬場は電子レンジで温めた塩まくらを使えば、塩の保温効果で温かい状態が長く続きますので気持ちよく睡眠できるでしょう。

起床後に首から背中に張りと痛み

初めて塩枕を購入しました。塩のひんやり感が気持ちよく、噂通り、深く熟睡できました。
わたしは長い間、起床後に首から背中にかけて張りと痛みを常に感じていたのですが、塩枕にしてからその痛みが改善されました。

出典：amazonレビュー【商品】ハセガワ 健康塩枕 枕カバー付 5043